イギリス国内には収入格差による階層がある…

ロンドン在住の方のお話です。イギリスには階級階層が存在するそうです。

階級A  中流階級の上流部にあたり、プロフェッショナル職や上級管理職などに 就くことができます。
階級B  中流階級で、いわゆる中間管理職に就くようです。
階級C1 中流階級の下層部にあたり、一般管理職や事務職に就きます。
階級C2 熟練した労働者階級にあたり、熟練技術職に就きます。
階級D  労働者階級と呼ばれ、熟練技術を必要としない技術労働者です。
階級E  仕事をしていない層と呼ばれ、パートタイマーや季節労働者などで無職も含みます。

このようになっていると言われていて、今回火災のあったロンドン西部24階層の高層マンションは、この階級別で言えば「E」、一部の「C2」「D」の階層の人たちの住居だそうです。

あくまでも現地在住の方からの情報で、公になっている話ではないでしょうが、地元では誰もが知っている話なのかもしれません。

犠牲者の中にはシリア国籍の男性もおられるそうです。シリアからの難民なのでしょうか。

今回の悲劇はたまたまですが、イスラム教のラマダンにもあたっていたため、住民のイスラム教徒の人たちは陽が沈んでから食事をするため、火災が発生した時にも起きていた人が結構いたとも伝えらえています。

この高層住宅が建てられたのは1974年で、使用された建材なども古いものであり、現在の建物の安全基準法に沿っていないという指摘が、随分前からなされていたそうです。

いつアクシデントが起きてもおかしくない建物だと言われていたそうです。

このマンションがある地区のすぐそば、徒歩圏内にケンジントン・チェルシー行政区があり、ここは英国で最も裕福な通りの1つがある、おそらくイギリスで一番のお金持ちがすむ地域だそうです。

この地域において、地元当局が、富裕層を優遇する政策に走り、貧しい市民の安全や福利を軽視しているという怒りがあるそうです。

火災のあった建物の昨年の改修工事で新たな外装材が取り付けられた素材が、炎が急速に広がった一因だと報じています。建物そのものは火災では崩壊しないが、外装材が火事を大規模にしたとの指摘です。

外観を塗り替えた理由は、反対側の高級住宅の住民にとってこのタワーが見苦しいからだと言われています。

これがイギリス社会の現実のようです。

報道レベルで事実関係はわかりませんが、このような話が出ることが問題ではと思われます。

「この公営住宅の住人は、自分たちが無視されていることを知っている」
「もし行政がするべき仕事をしていたなら、こんなことは起きなかった」

報じられている記事に、このような声がありました。

防災上の懸念を住人が指摘したにもかかわらず聞き入れられなかったと、行政側の無責任さを問いただしています。

今回の総選挙では、この地域で初めて労働党候補が当選したそうです。

メイ首相は住民と面会していない…そんな批判も報道されていますね。

社会的分断…そんな縮図がこの地域にはあるのでしょうか。

イギリスで最も裕福な地域と最貧の地域が混在するところでおきた火災だったのです…

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中