日本会議、日米合同委員会がクローズアップされている?

日本会議自体は発足して20年ですが、その前身である二つの流れは、長期にわたり民族活動をしてきています。

日本会議の思想を「明治、あるいは戦前への回帰」と表現する人もいます。

さすらいのジャーナリストと呼ばれる青木理氏は「日本会議の正体」という本を書いています。安倍政権を支えているのは間違いなく日本会議であり、日本会議は憲法改正を強く支持しているのです。

いや安倍政権に、日本会議が憲法改正を迫っているのでしょう。

日本会議の前身のひとつは「日本を守る会」(1974年発足)で、元号法制化運動を機に、宗教右派(生長の家、神社本庁、明治神宮、仏所護念会、モラロジー研究所など)を中心に結成され、ここに登場してくる人物に、かつての自民党参議院のドンと呼ばれた村上正邦氏がいます。

村上正邦氏は、小渕恵三総理危篤時に森総理を決めた密室での五人組協議の一人であり、KSD事件で世間の注目を浴びる人物です。

KSD事件で逮捕された自民党参議院議員だった小山孝雄氏もメンバーです。

「日本を守る会」は生長の家の関与が強く、村上正邦氏もそうですが、三島由紀夫事件で防衛庁に乱入した小賀正義氏、介錯もした古賀浩靖氏の「盾の会」のメンバーもいます。

「盾の会」は、三島由紀夫氏が作った軍隊的集団で、前身組織名は「祖国防衛隊」です。

さらに、左翼の全学連に対抗して結成された民族主義的な日本青年協議会(1970年結成)にも関わった生長の家関係では、安倍内閣補佐官衛藤晟一衆院議員、日本会議事務総長椛島有三氏、日本政策研究センター代表伊藤哲夫氏がいます。

幸福の科学の大川隆法氏、法の華の福永法源氏の名前も取りざたされていますが、確かではありません。

この顔ぶれを見ただけでも、どういう集団か想像がつきますね。

もうひとつは「日本を守る国民会議」(1981年)で、こちらは政官界、財界、司法界、学界などの面々が軸になって結成されています。

ここには作曲家の黛敏郎氏の名前が登場します。山崎豊子氏の小説「不毛地帯」のモデルとされた伊藤忠商事の瀬島龍三氏、政治評論家細川隆元氏、ソニー創業者の一人である井深大氏の名前が登場しています。

どちらも日本民族運動の中心で、明治憲法重視・皇室尊崇・英霊顕彰と靖国神社復権・日本民族重視・国家中心思考・家族制度復活・道徳再構築などの基調かと思われます。戦後憲法改定・歴史修正・国家や家族、道徳見直しなどの教育、教科書とその制度の改革・国旗国歌復活などが運動の中心と思われます。

ここまで書いてきてちょっと怖くなってきましたが、がんばって続けます。

ほかに、日本会議周辺で活動しているとされる、名前が取りざたされる著名な人では、櫻井よしこ氏、NHK経営委員で話題になった「永遠の0(ゼロ)」の著者である百田尚樹氏、東京都知事だった石原慎太郎氏、裏千家の千玄室氏、着物の市田ひろみ氏、ブライダルの桂由美氏、小野田寛郎氏夫人の町枝氏などが挙げられます。

現在の日本会議の中軸になるのは、生長の家、日本青年協議会出身の椛島事務総長、政策面での伊藤哲夫氏、高橋史朗氏、安倍首相と政界の連絡役・衛藤晟一衆議院議員らがいるそうです。

この時点で、日本会議をテーマに選んだことを後悔しだしてきていますが、安倍政権の思想の根幹でもありますので、次週以降、続けてきていきたいと思います。

今回は日本会議のおいたちのようなところですが、次は日本会議の活動について書いていこうと思います。

もうひとつの日米合同委員会ですが、これも日本会議と同時並行で書き進めます。

広尾駅から徒歩10分位のところに「ニューサンノーホテル」があります。周りには、フランス大使館もある南麻布の一等地に位置するホテルの前には、「100%I.D. CHECK」の看板がある、アメリカ大使館・米軍関係者用の宿泊施設です。

日本人は「NG」です。

表向きは、来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部やCIAの拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地となっています。

外務省ホームページ、日米合同委員会の組織図があります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/pdfs/soshikizu.pdf

同時に、公表されている日米合同委員会での合意内容が載せられています。タイトルが「日米地位協定各条及び環境補足協定に関する日米合同委員会合意」となっています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/kyoutei/index_02.html

日米合同委員会とは、「日米地位協定」の実施に関して必要な協議を行う機関というのが一般の理解ですが、「日米合同委員会」の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということが驚きです。

今回は日本会議、日米合同委員会の存在をお知らせしました。

次週以降、深く掘り下げていきたいと思います。おそらく、これ以外にも、私たちが知らない国家の根幹にかかわる、日米関係の中心となるもの、あるいは日露関係もそうですが、中国を含めた世界秩序にかかわる組織があるのかと思います。

世の中、知らないでいいこともあるのかもしれませんけどね…

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